ご挨拶
令和7年5月 吉日 衆議院議員 小森卓郎
昨年は元日に発災した令和6年能登半島地震、また9月の奥能登豪雨と大規模な災害が重なり、石川県にとって大変辛い年となりました。両災害によりお亡くなりになられた方々に対し謹んで哀悼の誠を捧げるとともに、全ての被災者の皆様に心よりお見舞い申し上げます。
能登半島各地で甚大な被害が発生し、金沢市内においても地震による液状化や家屋倒壊などが起こりましたが、本年4月には県内すべての指定避難所が閉鎖となるなど、復興は少しずつ進んでいます。復旧復興に向けてご尽力いただいております全ての皆様に心より敬意を表し感謝申し上げますとともに、創造的復興を成し遂げ、県民の皆様が安心して暮らせる社会を早期に実現するべく私も引き続き全力で取り組んでまいります。
石川県内では、北陸新幹線県内全線開通や大型クルーズ客船の金沢港寄港、小松空港の国際線4路線の運行再開等により、インバウンドなどによる賑わいを見せています。
一方で、政治への信頼回復、米などの価格高騰を受けた物価高対策など、取り組まなければならない課題はたくさんあります。また、国際社会に目を向けると、ロシアによるウクライナ侵攻、米国トランプ大統領による関税引き上げなどの影響により、国際情勢は不安定性、不確実性が高まっています。とりわけ米国の関税政策は我が国の輸出産業に大きな影響を及ぼすほか、国際的な金融市場にも影響が出ており、世界経済全体の先行きへの不安が強まっています。
このように内外において多事多難な中、本年4月の自由民主党金沢支部大会におきまして、不破前支部長より支部長を引き継ぎました。国会議員が金沢支部長に就くのは18年ぶりのことでありますが、様々な課題に直面する今こそ、国・県・市の連携が非常に重要であり、その任は大変大きいものであると感じております。今後1年間には参議院議員選挙、知事・市長選挙、また県議会議員補欠選挙が行われる見通しであり、一致結束して難局を乗り越えていかなければなりません。金沢支部所属の議員の皆様と密に連絡を取り合いながら市民の皆様が安心してよりよい生活を送ることができるよう努めてまいる所存でございます。皆様のご理解とご支援を賜りますよう切にお願い申し上げ、ご挨拶とさせていただきます。
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